こんにちは!紅蘭ノエルです。
今回紹介するのは、都会的でエレガントなカクテル、「ニューヨーク」だ。
エピソード満載のその誕生から、一度味わえば忘れられないその特徴まで、さあ、この奥深い世界に飛び込んでみよう!
ニューヨークの誕生とその歴史
「ニューヨーク」は、その名の通り、アメリカ・ニューヨーク市を象徴するカクテルだ。
大都市ニューヨークの日の出をイメージして作られたとされていて、綺麗な赤色が特徴。

大都会の洗練された雰囲気を体現するように生まれたこのカクテルは、1930年代のプロヒビション(禁酒法)終了後に流行し、禁酒法が解かれた喜びと、都市生活の洗練さを同時に表現した一杯なんだ。
しかし、実は1920年代の禁酒法のさなかに誕生し密かに飲まれていたという説もあるよ。
豆知識として、禁酒法時代の酒は質が悪かったため、カクテルが生まれたのはその悪い味をカモフラージュするためなんだ。
そして、ニューヨークのカクテル文化は禁酒法後に一気に花開いたんだ。
ニューヨークのレシピと味わい
さて、ここで「ニューヨーク」のレシピを紹介するね。
ニューヨークはウィスキー(ライウィスキーが伝統的)をベースに、ライムジュース、グレナデンシロップ、オレンジプールなどをブレンドしたカクテルだ。

ニューヨークの特徴は、甘さと酸味のバランスにある。
ウィスキーの力強さに、ライムジュースの酸味とグレナデンシロップの甘さが見事に調和し、絶妙な風味を奏でる。
そのため、これほどバランスの良いカクテルはそうそうないと思うな。
ニューヨークをおすすめしたい人
ウィスキーが苦手な人でも、ニューヨークなら楽しめるだろう。
そして、甘さと酸味のバランスが絶妙なので、カクテル初心者でも味わいやすい一杯だと思う。
僕がニューヨークを初めて飲んだとき、その豊かな味わいと洗練された雰囲気に感動したんだ。
まさに大都市ニューヨークそのものだと感じさせる一杯だったよ。
だから僕は、ジェイ・Zとアリシア・キーズの「エンパイア・ステイト・オブ・マインド」を聴きながらこのニューヨークを飲むのがとても好きなんだ。
これを聴くと一気にニューヨーク気分を味わえてとても雰囲気が出るよ。
それでは、皆さんもニューヨークを試してみてはいかがだろう。
その洗練された味わいと歴史を感じられる一杯、きっと気に入るはずだよ。
それじゃ、また!
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