チャイナブルーのカクテルレシピ・作り方
チャイナブルーの紹介
パライソのライチの匂いとトニックのほろ苦い味がマッチした夏に飲みたくなる一杯。
チャイナブルーという名前の由来は【中国】を意味する『China』とは違い、【陶磁器】を意味する『china』が語源となっています。
つまり、『中国の青』ではなく、『陶磁器の様な青色』と言う意味のカクテルなのです!
さっぱりしたい時はチャイナブルーなんてどうでしょうか!
夏の暑さもフレッシュ爽快しそうですね!!w
【材料】
- パライソ・ライチ30ml
- ブルーキュラソー15ml
- グレープフルーツJ45ml
- トニック・ウォーターFull up
【種別】
- ベースリキュール
- 技法ビルド
- グラスロング
- 味甘口
- 色青
- 度数8度
- 炭酸あり
【カクテルの豆知識】
上記でチャイナブルーの由来に触れましたが、「じゃあチャイナブルーと中国は関係ないのか」と言うと実はそうでもないんです。
実は【チャイナブルー】というシンプルな名前、レシピにはいろいろ小洒落たものが隠されているんです。
まず、なぜ『China(中国)』が全部小文字になると『china(陶磁器)』になるのか?
これは16世紀のヨーロッパまで遡ります。
大航海時代以来、王侯・貴族・大商人などの富裕層が、異文化のエキゾティズムを求めて、中国・朝鮮・日本から多くの
陶磁器などを輸入していました。
こうした歴史の背景から、ヨーロッパで陶磁器は特にイメージが根強かった中国の物と考え、陶磁器の事を【china】と呼ぶようになりました。
ちなみに、日本からの代表的輸入品であった漆器は日本のものというイメージが強かったので、【japan】と呼ばれてます。
【漆器の朱(japan Red)】とかあってもいい気もしますけどないんですよねw
更にライチは中国で紀元前から栽培されている名産品。
世界三大美女の一人である楊貴妃に愛されたフルーツと言うのは有名な話です。
そのライチを使用して作り、陶磁器の青を表現し、名前にチャイナを載せるなんて、実は中国づくめなチャイナブルーなのでしたw