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キールのカクテルレシピ・作り方
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キールの紹介
キールは白ワインとカシスを合わせた食前酒にぴったりのカクテルです!
白ワインだけだと酸味が強かったりしますが、そこにカシスが加わる事で程よい甘さに仕上がります。
リキュールを足すことで度数は上がっているので、ワインよりは少しお酒に強い人向けのカクテルと言えるかもしれません!
【材料】
- 白ワイン60ml
- クレーム・ド・カシス10ml
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【種別】
- ベースワイン
- 技法ビルド
- グラスワイン
- 味甘口
- 色赤色
- 度数14度
- 炭酸なし
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【カクテルの豆知識】
このカクテルはかの有名なワインの産地、ブルゴーニュ地方の中心であるディジョン市。1945年、第二次世界大戦後に大きく落ち込んだワインの売り上げを伸ばすため、当時の市長はもう一つの特産品であるカシスを使ったカクテルを生み出しました。市公式の歓迎会で必ずこのカクテルを提供するなど、PR活動に力を入れました。
その結果このカクテルが広く普及し、カシスとワイン共に売り上げを伸ばすことに成功したそうです。いつしかこのカクテルは当時の市長の姓である「キール」と呼ばれるようになりました。
日本で「クレーム・ド・カシス」の販売数が伸びた理由もこのカクテルによるところが大きく、ディジョン市で生まれたカクテルは遠く離れた日本でも成果を上げたというわけです!
ちなみに日本で始めてバーではなくレストランを発端に流行した珍しいカクテルでもあります!古くから食前酒として進められていたという歴史のあるカクテルなのです。
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