月にうさぎがいると信じて疑わなかった遠いあの日・・・
『十五夜』ニコバーお月見3DAYS
2020年、今年の十五夜は10/1(金)です!
ニコバーでは、迎える十五夜からの3日間(10/1~10/3)月見だんごを販売いたします!!
全国で一斉に行います!各店で作った自家製の月見だんごを是非ご賞味ください!!!!
お店によってはオリジナルの味も食べれちゃうかも!?
価格はなんと490円(税抜き)!
せっかくの機会!楽しい飲み仲間と日本の風習を楽しんじゃいましょう!!
お月見ってそもそもなに?
お月見を簡単に説明すると
- ・月に感謝をする
- ・農作物の豊作と祈願、収穫の感謝
- ・綺麗に満ちている月を眺め、愛でる習慣
これらが合わさったものがお月見とされています。
月に感謝??
現代の人には到底理解が出来ないと思いますが、日本に灯りができたのはつい最近。
1882年に銀座に初めて電灯が設置され、それまで夜は暗いのが当たり前。
それまでは月の明かりを頼りに収穫などを行っていました。
そのため、月への感謝する習慣が生まれました。
和歌などに『月』がよく詠まれている事からも分かるように、月を愛でるのも古来からの習慣でした。
秋の月は特に、1年の中で最も美しいとされていた様で、それがお月見に繋がっていると考えられています。
お団子とススキはなぜ飾る?
『豊作の祈願』『収穫の感謝』から由来しています。
秋はいろいろな物の収穫の時期ですが、特にお米の出来に関しては昔の人たちには重要でした。
お団子
月を信仰の対象とし、豊作の祈願と収穫の祈願をするので、お米を使って月に似せた団子を作ってお供えするようになったと言われています。
また秋には里芋の収穫もあり、十五夜には里芋をお供えする風習もあります。
基本的には月の形が多いのですが、地域によってはお団子を里芋に似せてお供えする場所もあるそうです。
ススキと萩
すすきは稲穂に似ていることから、お米の豊作を願って飾られます。
地域によっては稲穂を飾るところもあります。
萩は『神様のお箸』としての意味合いがあるそうです。
ススキも萩も邪気を避けると言われていますので、魔除けとしての意味合いもある様です。
なんで十五の夜?
十五夜とは、月の満ち欠けを表す『月齢』の満月の時を表す単語です。
新月を『1』とすると、満月はちょうど『15日目』に当たるため、十五夜と呼ばれています。
ただし!
十五夜と言うのは旧暦の8/15を指し、ただの満月を指す言葉としては用いられません。
現代の暦では9月中旬~10月初頭です。
毎年変わる理由は、旧暦に当てはめられるための物です。
別名:中秋の名月とも言われます。
十五夜だけじゃない!!『十三夜』
十三夜をご存知ですか?
おそらく聞いた事くらいあると言う人もいるのではないでしょうか?
こちらも同じく『月齢』に用いられる言葉で、新月から13日目に当たる日を指します。
満月ではないですが、八割ほど月が見える状態となっています。
こちらも旧暦『9/13』を表し、それ以外では使われません。
こちらは別名『後の月(のちのつき)』と呼ばれ、中秋の月に次いで、美しく見える日と言われいます。
ちなみにお月見といえば、十五夜単体で見られることが多いですが、本来お月見とは『十五夜と十三夜のセット』で行われるのが正しいスタイルです。
というのも、どちらかだけに行うことを『片見月』と言い、縁起が悪いとされていたからです。
マイナー!?『十日夜(とおかんや)』
こちらも月齢を表す言葉で、新月から10日目に当たる日を指します。
別名『三の月』ともいい、月は六割ほど顔を出した状態で、満月を楽しむ為のものではありません。
一般的に『十日夜』とは旧暦10/10を指し、農作物に感謝する日とされています。
田畑にいた神様が、この日に山へお帰りになるとされ、収穫した稲などを捧げます。
直接お月見に関係あるわけではないですが、地域によっては、田んぼを守ってくれた『案山子』に感謝を捧げ、お餅を飾り一緒にお月見をする場所もあります。
十日夜は主に関東地方の風習で、関西ではこれに近い行事として、『亥の子』があります。
こちらは旧暦の10月上旬に行われ、お餅をついて食べる風習があります。(豆知識)
十五夜、十三夜、十日夜はいつ?
十五夜
2020年の『旧暦八月十五夜』は2020/10/1(木)の夜です。
実は十五夜だからといって満月とは限りません。
月の周期が29.5日と端数がある為、15日目に満月にならない事もあるんです。
ニコバーは1日~3日までお月見イベントを開催するので満月だと思います!!
十三夜
2020年の『旧暦九月十三夜』は2020/10/29(木)の夜です。
さすがに冷えてきますので、通例どおり十三夜も見る場合は風を引かないように気をつけてください。
十日夜
2020年の『旧暦十月十夜』は2020/11/24(火)の夜です。
もはや冬です。
まとめ
ここでご紹介した月はお月見に関係しているものでしたが、他にも十六夜(いざよい)や、待宵の月など、耳にしたことのあるような月はたくさんあります。
この機会にお月見以外にも月の替わり行く表情を楽しんでみてはいかがですか?
夜空を見ながらお酒を楽しむのもいいものですよ!