雑談。Vtuberの話。

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おはようからおやすみまでどうも店長のたなかです。(オタク特有の早口)(ここまで一息)(瞬足)(コーナーで差をつけろ)

久々に告知以外のブログ。
なぜ今回ブログを書くのかというと、あまりにも最近ブログをあげなさすぎたのと、告知だけは面白くないとの意見があったため。それはそう。

今回は僕の好きなVtuberの話。
というのも最近Vtuber四天王と呼ばれていた黎明期より活動しているミライアカリが引退を発表したから。(2023年3月31日が最終配信)
Vtuber好きを語ってるからにはブログでVtuberの話をしなくちゃと思っていたので、Vtuberの歴史的な話も含めて徒然と雑談をしたいと思う。

ぶっちゃけ真面目に読まなくても良い。
もし暇つぶしに読んでもらえるなら幸いである。
なお、個人的な見解や個人的に仕入れている情報のみで書き上げているので勘違いや間違いがあればひっそりと教えてもらえるとありがたい。

さて、先ほど話題に上げた通り、数日前にミライアカリが引退を発表した。
個人的には遅かれ早かれかな、とは思っていた。理由は後述。もし好きな人がみてたらすまん。

Vtuberとは新しいコンテンツである。歴史で言えば10年すら経っていない。Vtuberの始祖と言えばキズナアイだが、デビューは2016年である。Vtuber(バーチャルユーチューバー)と言う言葉自体が、キズナアイが自分を紹介するために生み出した自称であった。そこはニコバーのMixコンカフェという自称と似通ってるかもしれない。
最古のVtuber(と言う名称すらなく、あくまでアニメーションでユーチューバーっぽいことをしている人)はロンドン在住のAmi Yamamotoと推測されている。これが2011年。それでも12年前である。
もし気になる方は調べてみると良い。
ちなみに彼女は海外ではVtuberではなく、Video Blogger(Vlogger)と呼ばれている。ビデオとブログの合体語で、ブログで書くような内容をビデオ形式にしていることを指すらしい。

閑話休題。
コンテンツというのは栄枯盛衰である。
黎明期、発展期、成熟期、衰退期という考え方がある。
プロダクト・サイクルというマーケティングの考え方なのだが、この考え方をもとにVtuberを語りたいとおもう。

黎明期は所謂、Vtuber四天王時代である。
キズナアイ、ミライアカリ、輝夜月、電脳少女シロ、バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんの5名である。
5名なのに四天王なのはネットミーム的なアレ。

始祖であり、Vtuberは歌うアーティストと言う的な一面を作り出し、Vtuberではチャンネル登録者数1位を長年一位を貫いていたキズナアイ。(現在はホロライブENであるがうるぐらが一位)

ゆるふわ癒し系なのにFPSガチ勢で、現在のぶいすぽっ!のように配信ではFPSが伸びやすいという基盤を作った電脳少女シロ。

バ美肉という概念の始祖であり、なりたいキャラクターに誰でもなれると言う思想を生み出した、ねこます(のじゃロリおじさん)。

元はアニメ娘エイレーンというアニメのイラストに合成音声を組み合わせていた配信者が、そのノウハウを使い生み出したミライアカリ。

見た目と声のギャップやハイテンションキャラで人気を博した輝夜月。

この5人はキャラ方向性が多様であり,【新しい】【新技術】【個人ではできないクオリティ】を感じさせ、一躍時の人となった。
これが2016年から17年ごろの話である。

この頃のVtuberは動画勢が多く,一つの会社につき1人ないし2人のタレントを、スタジオでお金をかけて企画して撮影する方針が多かった。もちろん個人勢もいたが、ほとんどはねこますのように、元々の高い知識と技術力を持っている一部の人のみの、ある意味で特権であった。

発展期は2018年ごろである。
Vtuberの人気を受けて、アバターツールや配信プラットフォームが次々に開発された年代で、Vtuberになるハードルが一気に下がった。
今では人気配信者を多数揃えているにじさんじを運営しているAnycolor・ホロライブを運営しているcoverは、もともとこのプラットフォームを開発するために生まれた会社であった。

この頃から徐々に四天王の衰退が始まる。
Live2Dの台頭である。
黎明期で人気であったVtuberは殆どが3Dモデルであり、当時の人気であったYouTuberのカウンターや次世代タレントの側面があった。
しかし、Live2Dの低コストでライブ主体の配信を行うVtuberが人気を博してきた。

大きなターニングポイントは2019年末から2020年である。コロナの大流行だ。
人々は大きな自粛期間を余儀なくされる。外出もうまくできなければ、仕事は在宅ワークになった方も多いだろう。
黎明期のようなスタジオで撮影のような環境や、ライブをメインに活動していたVtuberは大打撃を負うことになる。
また、家で仕事しながらYouTubeを見たりすると、動画勢ではすぐ見るべきコンテンツが枯渇してしまう。
そこで、ライブ配信が主体であり、かつ配信者自身も自宅で気軽に配信ができる環境が大きく飛躍することとなった。
結果、現在では最新技術を使った次世代のタレントではなく、ストリーマーとしてのVtuberが文化として残った。

四天王と呼ばれた5人も、今回のミライアカリの引退により、残るはあと1人となってしまった。
ある意味では、衰退はやむを得なかった。
元祖キズナアイやミライアカリが思い描いたバーチャルユーチューバーという形は、世間には受け入れられなかったのである。
栄枯盛衰。推しは推せるときに推せ。
過激派の人はバーチャルユーチューバーとVtuberは別物であるとか、Live2Dの前後はまったくの別文化であるとか、いろんな意見も出てくるのである。

さて、2023年の今年。
コロナの流行が落ち着き、にじさんじやホロライブのような大型フェス・ライブのような外のイベントが増えてきた昨今。
最新技術とストリーマーの融合した新しいVtuberの形を楽しみに、今回はこの辺りで筆を置くとしよう。

PS. Vtuber詳しくない人はこのブログの内容についてこれないよな…。
他なんか聞きたいことあれば、言ってくれればまたブログのネタにするかもしれないです。

そして思い出したかのように4月のイベントリスト。
田中のバースデーよろしくお願いします。
後祝いでも前祝いでも喜びます。

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